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プロの音を自宅で聴ける!自動演奏ピアノはどういう仕組みなの?
みなさんは自動演奏ピアノという楽器を知っていますか?
自動演奏ピアノは、人が弾かなくても、素敵な音楽を奏でてくれる不思議な楽器です。自動演奏ピアノには、色々な種類があります。
今回は、自動演奏ピアノの仕組みについて徹底解説します。
自動演奏ピアノの購入を検討している方や、興味のある方は参考にしてみてください。
自動演奏ピアノとは
自動演奏ピアノとは、人が弾かなくても、電気や空気の力で鍵盤やペダルを動かして音を出す楽器です。自動演奏ピアノには、録音された音楽を再生するものと、生の演奏を再現するものがあります。録音された音楽を再生するものは、CDやUSBメモリなどに入ったデータを読み込んで、スピーカーから音を出します。
生の演奏を再現するものは、鍵盤やペダルの動きをセンサーで感知して、そのまま響板から音を出します。
自動演奏ピアノの仕組み
自動演奏ピアノの仕組みは、種類によって違いますが、基本的には以下のようになっています。
①音楽データを読み込む
自動演奏ピアノには、音楽データが入ったメディアが必要です。
メディアには、CDやUSBメモリ、SDカードなどがあります。メディアに入った音楽データは、MIDIという形式になっています。MIDIとは、音の高さや長さ、強さなどを数字で表したものです。自動演奏ピアノは、MIDIデータを読み込んで解析します。
②鍵盤やペダルを動かす
自動演奏ピアノは、MIDIデータから鍵盤やペダルをどう動かすかを決めます。鍵盤やペダルを動かすためには、電気や空気の力が必要です。電気の力を使うものは、モーターやソレノイドという装置を使って、鍵盤やペダルに力を加えます。
空気の力を使うものは、ポンプやバルブという装置を使って、鍵盤やペダルに吸引や吹出しをします。鍵盤やペダルが動くと、ハンマーが弦を叩いて音が出ます。
③音を出す
自動演奏ピアノは、鍵盤やペダルの動きに合わせて音を出しているのです。
音を出す方法は、種類によって違います。録音された音楽を再生するものは、スピーカーから音を出します。生の演奏を再現するものは、響板から音を出します。
まとめ
自動演奏ピアノは、人間が弾いた演奏を記録したデータを使って、ピアノが自動的に音を出す装置です。自動演奏ピアノには、鍵盤やハンマーを動かすアクチュエーターと、演奏データを読み込んで電気信号に変換するコントロールユニットがあります。
自動演奏ピアノを選ぶときには、モデルや機能や音源に注意しましょう。
また、こちらの自動演奏ピアノのように、コンサートホールでしか聴けない演奏をご自宅で楽しめるものもあります。
使用用途や求める音質などを明確にして選ぶと良いです。
今回の記事を読んで自動演奏ピアノに興味を持った方は、一度webサイトでカタログをダウンロードして見たり、楽器屋にいき現物を確認してみたりするのをおすすめします。