邦楽  |

オリジナル・ラブ

 私のおすすめする邦楽アーティストはオリジナル・ラブです。
オリジナル・ラブと言えば、現在では田島貴男のみの一人ユニットであり、はや活動も25年を越えています。
以前は東芝EMI、ポニーキャニオンなど大手音楽レーベルに属していましたが 、現在では個人で活動しています。

オリジナル・ラブが世間一般で最も認知されたのは、90年代初頭から中盤のドラマ音楽であったかと思います。
代表曲である「接吻」や「プライマル」といった楽曲により世間からは、渋いとかバラード歌手としての印象が強くあるかもしれません。

しかし、実際は90年前後のデビュー期から、ギターポップ、ニューウェーブ、ソウル、アシッドジャズ、スワンプ、ブラジル音楽、ワールドミュージック、テクノ、オルタナティブロック、ミクスチャー、昭和歌謡などのエッセンスを取り入れ、アルバムことにほとんどテイストが変わってしまうポップスミュージシャンです。

是非ライブを聞いてみて下さい。何と言っても声に特徴がありますが、楽曲もめくるめく展開があったり、奇抜なアレンジがあったり、へんてこな歌詞があったり、パワーと魅力が満載です。

最近では、作詞作曲演奏は勿論、自分でミックス、マスタリングまでしてアルバムを一枚完成させたり、ループマシンを利用してライブで多重録音演奏すると言ったひとりソウルスタイルを確立したり、素人にはよくわからないマニアックなギター演奏をしたりとその雑食性と予想のつかなさは全然衰えることを知りません。

一度見るとやみつきになるので一度だけでいいので見てみて下さい。


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